2014/11/04

カヤックフィッシング11/1:スキマー140到着&進水式

X-13はヤフオクで長崎県内の良い人に貰われていきました。
どうか可愛がってあげてください(・∀・)
タイミングが合えば一緒に浮きましょう。

で、新艇はスキマー140グリーンです(゚∀゚)キタ!

今回の新艇購入はKayak55.comさんにお願いしました。ありがとうございました&いろいろ無理言って申し訳ないです<(_ _)>

いやー軽いです。カタログ値23.6kgにほぼ偽り無しでしょう。西濃運輸に取りに行って車載する際、X-13と同じ勢いで担いだら、肩口まで一気に持ち上がりました。
楽チンじゃ~♪

画像は梱包を解いてすぐの図。光沢綺麗ですね~。
まずはさらっと中性洗剤で洗って3Mポリマーワックスでワックス掛け。
ツルピカにしたところで、艤装のために進水式前にもかかわらず新艇に穴を空けていきます。


ご存知の方も多いと思いますが、Hurricane KayaksのサイトにはSKIMMER ANGLER DLX
というモデルが存在します。このモデルが手に入ればいいなあと思っていたのですが、日本への輸入は無し。なのでANGLER DLXのラダー/アンカートロリーシステムなしのイメージで艤装します。

 パーツは米国YakAttackより個人輸入。
ギアトラックの強化プラスチック版-GTSL90のライムグリーンで、12インチと8インチを2本ずつ。加えてスライドレール用のチューブタイプRAMロッドホルダと、フラッグポール-VISICARBON PRO用のスライドレール対応変換キットマイティマウントを購入。
ただ、モノが到着してから気付いたのですが、リアの8インチレールはビス止めしか設置の方法が無く、重心の高いモノを装備するのは強度に問題が出そうなので、チューブタイプのロッドホルダは一旦お蔵入りにしました(´;ω;`)
このほかKayak55.comより55フラッグとその設置用にレイルブレイザのスターポートをカヤックと一緒に購入。さー艤装するぞ^^
 マスキングテープを貼った上にブツを置き、千枚通しで慎重にドリルの位置決めを行い穴を開けます。艇の厚みは3mm弱。ただここで問題発生。フロントレール部は裏からナット止めしようとしても、よほど手の長い人でないと前から2個目までしか手が届きません。センターハッチからでも剛性確保用の硬質フォームが接着されていて手が届きません。しょうがないので残りはビス止めし、強度補完でプラスチック用強力接着剤を使用しました。こんなパーツを手に入れておくと良いかも。コーキングはABSに影響の無い脱アルコール系のバスコークNを使用。
しっかり24時間ほど乾燥/硬化の時間を取って、実際にセッティングしてみます。



しっかり接着剤の乾燥時間を取ったので、レールはかなりがっちりくっついています。
変に重心の高いものをセットしない限り、強度に不安はなさそう。
フラッシュロッドホルダとリアの8インチレールですが、レールにロッドホルダをつける場合、背の低いタイプのロッドホルダは取り付け位置によってフラッシュホルダのロッドと干渉します。画像内のレール上ロッドホルダはRAMですが角度調整が根元しか出来ないタイプなので、もう少し高価なものだと自由度が増すと思います。チューブタイプなら干渉しにくいですが強度に不安が残ります。フラッシュホルダの向きを変えて外に広がるようにしても、干渉を避けるほどにならなさそう。
かといってフラッシュホルダを+2本で4本入れると、パドリングの際やリアラゲッジにアクセスするため後ろを向くときにひどく邪魔になりそうな感じです。
ワタクシは『カヤックに乗せるロッドは多くても3本まで』(キャスティング1/ジギング1/ライトジギング用ベイトまたはティップラン用)と決めてますので、コレで充分です。
レールの色はなんか浮き気味ですね。黒のほうが良かったかも…
で、ABS艇なので少しでもボトムの傷を防げればと思い、キール部にキールイージーを貼ってみました。頂きモノのカッティングシートも貼って、とりあえずのの艤装完了。

で、天候不順もあり進水式は11/1になってしまいました。
新艇でいきなり外海はちょっと怖かったので、無難に大村湾で進水式を行いました。

 
すっきりとした晴れ間はほとんどないが、この上なく無風ベタ凪で進水式日和。
出艇場所まで運ぶのも楽々♪ドーリーの出番少なくなりそう^^;
ワンカップと少々のお塩を供えて航海の安全を祈願(写真取り忘れた)

初乗艇時X-13とは異なり多少ぐらつくが、少し傾いたところから先がとても粘る感じ。
のんびりと漕ぎ出すと船の進みがとても軽い。だらだら漕いでGPS読みで4.8~5.4km/h。
それなりに漕ぐと6.0~6.5km/h。それじゃと全力でフル漕ぎすると8.5~9.3km/h。
瞬間最高時速はなんと9.9km/h(驚)
ちなみに魚探のトランスデューサーアームを水に突っ込んだままのスピードです。




釣りはそこそこに5時間ほど漕いで、フネの感触に慣れることに専念しました。
結構左右のロールに敏感なフネです。ただ少し傾いたその先からとても粘る感じが強いです。
技術をお持ちの方なら意図的にリーンさせていくと面白いかもしれません。私は無理ですが^^;
14フィートの船ですから直進性&スピードは文句なし。本当にすべるように走ります。方向転換もX-13ならスイープストロークが3回必要なところが2回で済みます。反面風にはX-13より多めに流される感があります。フネが軽いということのメリットとデメリットを考えることが大事でしょうね。
漕ぎ出しの軽さは特筆モノ。「漕いだだけ進む」という感触です。パワー系の人がフルカーボンパドルでフル漕ぎすると凄まじいスピードが出そうです。

シートはさほど硬さを感じませんでした。が、外人サイズのケツを想定している感じでホールド感はイマイチです(笑)シート部は低重心化を狙っているのか少しくぼんでいます。個人的には背もたれがちょっと合わなくて痛かったです。が、高さのベストポジションを見つけることでもう少し楽になりそうです。

リアラゲッジスペースはご覧の通りX-13より巨大かも。ダイワのGU 3000RJをスターンに寄せて積むと30cmぐらいの空きがあります。あまりスターンに寄せすぎるとアクセスしにくくなるので注意。
シート後ろのへこみは若干斜めになってます。幅は端のアール部まで含めて約38cm。35cmのプラスチック製書類入れがぴったりだったので、傷防止のシリコンゴムを貼り付けて備え付けのバンジーコードで固定しています。コレ何かと便利でした。

で、艇内のスペースですが思ったほどありません。剛性確保のための硬質フォームが要所要所に接着されていて、思ったほど空間がないためです。バウハッチからはC-Tugカートをバラシして収納+4ピースのスペアパドルがぎりぎり入るぐらいでしょうか。あまり長いもの厳しそうです。
センターハッチ、リアハッチはおまけ程度に考えたほうがいいかも。

ちょっとだけ気になったのが、「艇が前後にたわむ感じがする」点です。
たとえばフルキャストしたときなど、シートを中心に上下にびよよんと動く感じがします。これは船が前後にしなっているのかシート下のボトム部が動いているのか不明です。(裏返してシート下のボトム部を押すと少しだけベコベコする)でも不安を感じるほどでもありません。
あとはアイレッツのたぐいが全くないこと(笑)これ以上穴を開けるのもアレなので、フラッシュホルダのバンジーコードホールを使って何とかできないか試行錯誤してみます。

いろいろ書きましたが、「長くて軽くて早いシットオントップ」が欲しい方にはオススメできます。
ちょっと乗っただけでもバランスの良さを感じることが出来るフネなので、コレからが楽しみです。
いやー軽いっていいわ(´∀`)

で、釣果のほうはスズキさんに2回ペンシルベイトを空中に弾き飛ばされ、チヌはやる気のないチェイスが2回だけ。進水式でBOZUもなんだかなあと思っていたら、ルアーを見に来たチヌにフェイキードックDSのロングステイ(ほっとけとも言う)でやっと喰ってくれました(喜)

大村湾のトップゲームもほぼ終了であることを確認して、進水式は終了となりました。撤収時のフネの軽いこと軽いこと(笑)

北西風が吹き始めて西九州はカヤックには厳しい天候が多くなりますが、そろそろイカを釣って来いやという指令が出てますので、頑張ってみたいと思います^^

2 件のコメント:

  1. 新艇オメデトウゴザイマス(゚∀゚)!!
    128だと予想していましたが140でしたか~

    >艇が前後にたわむ感じがする
    軽さと引き換えに頑丈さはポリ艇に一歩譲るみたいですね、どうしても…
    ちなみにフェニックス130のフロントスカッパーホール周辺の素材の薄さは、
    凄いです(笑)チョット厚いペットボトルみたいな感触です。

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  2. 単箱さんどーもです。
    巷ではワンオフのCFRP艇になるとか噂が流れてましたがそんなん買えません(笑)
    Stealth Profisha 575?なにそれおいしいの?(^q^)

    頑丈さはポリ艇が一番ですね。それを差し引いてもおっさんには軽さが正義です^^;
    ターポンULでゴロタに特攻してバウをカチ割った奇特な若者を知ってますので、
    ゴロタ等のハードボトムの着岸だけは慎重に対処したいと思います(笑)

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